FW高岡伶颯(写真=Masayoshi Morita)

 12月28日から来年1月8日まで首都圏内で熱戦が展開される第102回全国高校サッカー選手権。この冬の檜舞台でヒーローとなるのは誰か――。サッカー専門新聞エル・ゴラッソ発行「高校サッカー名鑑」の協力の下、注目タレントをピックアップした。必見の注目選手を紹介する。

【5】FW高岡伶颯(日章学園/2年)

「いつでも自分はメラメラしているんで」

 U-17W杯の期間中、高岡伶颯から出てきたこの言葉ほど彼の個性を映しているものはないかもしれない。いつでもメラメラ。闘志と向上心、そしてゴールへの執着をもつ高岡の個性をよく表している。

 U-17日本代表の正メンバーに残るほとんどは、中学年代からその名を知られていたような選手たちである。ただ、高岡はほぼ無名の存在。U-17日本代表でコンビも組んだ神村学園(鹿児島)の名和田我空とは同郷だが、「我空のことはずっと前から知っていたけど、小4で6年のトレセンに入っていたり、自分のずっと先をいっていた選手だった」と振り返る。

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