MF高田優(写真=Yuki Matsuo)
12月28日から来年1月8日まで首都圏内で熱戦が展開される第102回全国高校サッカー選手権。この冬の檜舞台でヒーローとなるのは誰か――。サッカー専門新聞エル・ゴラッソ発行「高校サッカー名鑑」の協力の下、注目タレントをピックアップした。必見の注目選手を紹介する。
【14】MF高田優(静岡学園/3年/徳島ヴォルティス加入決定)
「めちゃくちゃ面白いサッカーをしてる!」
19年度の選手権決勝を見て静岡学園にやってきたレフティーは一回りも二回りも“巧く”なり、10番を託される選手へと昇華した。「もともとは足元のテクニックがなくて、最初はウォーミングアップのリフティングに苦労したくらい」。清水ユースへの昇格がかなわなかった悔しさもバネに技を磨き、いまや「高校年代屈指のファンタジスタ」と評される。
憧れは松村優太(現・鹿島)。かつて選手権優勝に導いたエースのように、結果で示せるか。今大会屈指の点取り屋・神田奏真を操る“静学の10番”から目を離すな。
(文=松尾祐希)
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