帝京長岡イレブン

 令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)は8月2日に準決勝を迎える。Jヴィレッジスタジアムで12時から行われる第2試合では、帝京長岡昌平が対戦する。第1試合の神村学園米子北の試合同様にU-18高円宮杯プレミアリーグ勢の対戦となるが、帝京長岡はWEST、昌平はEASTに所属しており、今季は対戦経験がない。

 帝京長岡は4試合で14得点・1失点と抜群の安定感を誇っており、勝負強さも際立つ。準々決勝では青森山田と対戦し、0-1とビハインドを背負った状況から前半終了間際の35分にMF永井仁之(3年)が決めて同点に追い付いた。後半は一進一退の攻防が続いたが、最後はPK戦で難敵を撃破している。伝統の技術力は健在で、攻守のインテンシティーも高い。そして、何より最前線にいるエースストライカーFW安野匠(3年)の存在も心強く、攻守のバランスが取れた好チームだ。攻撃力に定評がある昌平に対し、押し込まれる時間帯も想定されるが、粘り強く対応しながら、ショートカウンターをベースにゴールを陥れたい。初の4強入りを果たした北信越の雄に注目だ。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)