FC町田ゼルビアユース竹中穣監督(写真=FC町田ゼルビアユース)
2004年、選手時代から数えて16年と長きに渡りFC町田ゼルビアに在籍するユースの竹中穣監督。地域リーグからJリーグ昇格などクラブの歴史を知る竹中穣監督に、ユースチームの現状についてお話を伺った。
ーー今シーズンへ向けて。
こういう状況(コロナ渦)のなかでどうしても最初にプランしたものが大きく変わってしまった現状はあります。当然、昨シーズン2位で終えたT1リーグを優勝してプリンスリーグへ上がるんだということは選手たちも狙っていましたが、昇降格のないリーグになるというのが濃厚な現状があります。そこに関しては再度目標の設定が必要ですし、一回り(9試合の予定)のなかでどう目標を設定して行くかは非常に難しくありますが、このチームに属しこのチームのエンブレムを付けてプレーする限りは、トップチーム(プロ)から自分を逆算して一人のフットボーラーとして成長するということが大切。自粛中も変わりませんが、6月から活動が再開出来ていますので、ピッチの上で出来ることを、自らの成長を促せる取り組みをして欲しいと思います。
クラブユース選手権U-18は何とか選手たちにプレーの場をと皆さんが尽力してくださっていますので、開催出来た暁には、関東予選を勝ち上がり本大会に出場するというのは目標として掲げています。