新潟明訓坂本和也監督(写真=新潟明訓)
今シーズン、監督に就任した坂本和也氏。長きに渡り同校サッカー部でコーチも務めた坂本和也氏にお話を伺った。
ーー昨シーズン、プリンスリーグでは7位と上位争いには食い込めず。
この自粛期間、データで振り返りを行ったのですが、先制される試合が多かった。11試合で先制されて、先制された試合は1勝1分9敗。逆に先制した試合は7戦6勝。先制点を取ったチームが有利と言われますが、データに如実に現れています。
更に失点した時間帯を見ると、0−15分で8失点、76-90分で11失点、全体の約2/3の失点がこの時間帯に起こっていることが判りました。ゲームの入り方と締め方が結果に直結してくることを再確認しました。
ーー試合の”入り方”。
後半は疲労や集中力の影響が大きいなかで、試合の”入り”の部分は日頃の練習からより意識を強めるようになりました。練習もそうですが、終わり際っていうのは熱量も上がり気持ちもノッてきて頑張れる選手たちが多い。もう少し最初から熱量を上げてやっていけるような仕掛けや雰囲気を日常から作っていこうという段階です。