グラウンド
東海大諏訪女子サッカー部で「全国大会初出場」を一緒に創りたい
今年は幸いにも新入生が15人・マネージャー2人が入部してくれたんですが、やはり難しい状況がありました。休校明けにゆっくり調整してもケガ人が出たり、練習試合を組めずにゲームでの熟成ができなかったり。でも今は中学生男子や、松本山雅FCレディース、信州大女子チームなどとの練習試合とも積極的に組んでいます。
高校も様々な協力体制を整えてくれています。人工芝のグラウンドも平日は木曜日を除き常時半面は使うことができますし、その木曜日も隔週で佐久にある雨宮病院から女性アスリートサポートチームからアジリティトレーニングや体幹トレーニング、リップルさん指導によるヨガトレーニングがあります。
加えて来年度からは45人規模・全て1人部屋の女子寮を新設する予定です。朝・夕も食事があり、セキュリティも認証体制が完備されている。指導陣もA級ライセンスを持っている私に、部長の上條 駿、男子サッカー部OBコーチの戸田 駿、男子サッカー部と兼任のGKコーチの平林 隼光もC級ライセンスを取得しています。さらに女子サッカー部のOGの内久根 沙弥も9月から加わっていますので、様々な視点から選手を見ることができます。
ですから、女子中学サッカー選手のみなさんには、まずサッカーが好きであってほしい。サッカーが好きであれば辛いことも頑張れますから。そこに仲間と協力して目標を達成しようとする意思や、辛いことにも音を上げない忍耐力と一生懸命さがあれば、私たち東海大諏訪女子サッカー部がサポートします。
私も東海大諏訪女子サッカー部で「全国大会初出場」という新たな歴史を一緒に創りたい。そんな志を持った女子中学サッカー選手たちを待っています。
(文=寺下友徳)