日体大柏高校サッカー部(写真提供=日体大柏高校サッカー部)
市立船橋や流通経済大柏と、高校年代最高峰のプレミアリーグに属する2チームをはじめ、数多くの強豪チームがひしめき合う日本屈指の激戦区・千葉。そんな千葉県の強豪の1つとして注目されているのが日体大柏高校だ。2015年にJリーグの柏レイソルと「相互支援契約」を結び、そのノウハウ活かしてチームは躍進し続けている。現在勢いのあるチームについて、セールスポイントや今シーズンの目標などを根引謙介監督にうかがった。
ーー千葉には市立船橋や流通経済大柏などプレミアに属するチームも2つありますが、そういった強豪チームの中で勝ち抜くにはどんなことが必要だと感じていらっしゃいますでしょうか?
本当に細かなところまで目を向けてしっかり準備をすることだったり、普段の練習から緊張感を持って取り組むことや、試合への臨み方などが大切かなと思っています。
インターハイや選手権、特にトーナメントの大会だと、どうしても気持ちの部分で盛り上がりすぎてしまって、思ったようなプレーができなかったりする部分があるので、どの試合でも自分のプレーを見失うことなく戦えるようにしたいと思っています。
立ち上がりだったり、残り5分だったり、得点した直後とか、セットプレーとか、そういうところで気を引き締め直すというか、要所の部分でチーム力をしっかりと積み上げることができたらいいのかなと思っています。
ーー千葉県には“2強”以外にも強豪チームが多いですが、そのことについてはどう感じていらっしゃいますか?
私が日体大柏高校に来た初年度に、県のインターハイで優勝したんですけれども、やはり強豪チームに勝つということは最高の気分です。本当に言葉では表現できないような喜びがありますので、そういう喜びを選手たちと一緒に掴み取り味わいたいと思います。とはいえ、千葉県には簡単に勝たせてくれるチームはありませんので、勝つことの難しさも感じています。しっかり準備をして試合に臨むことが大切だなというのは感じています。