鹿児島城西高校・小久保悟総監督

 今年2月に行われた九州・沖縄の新人戦で上位2校に入った16チームが鎬を削る平成30年度第40回九州高校U-17サッカー大会を見事に制し、8年ぶりに九州王者に輝いた鹿児島城西。2018FIFAワールドカップでも活躍した日本のエース・大迫勇也選手(ブレーメン)の恩師である同校の小久保悟総監督にお話を伺った。

――普段の練習場所・曜日等について教えてください。
 普段はこの土のグランドで試合をしていますが、週に1度か2度は近くの人工芝グランドを借りて練習や試合をしています。選手は学校から自転車で、15分~20分くらいかけて来ています。かなりの上り坂を上るので、良いトレーニングですね(笑)逆に下りはスピードが出て危ないので、自転車を押して帰らせています。活動は月曜日オフの週に6日A/Bチームに分けておこなっています。

――鹿児島城西のサッカーってどんなサッカーですか?
 「enjoy-playing-jsoccer!」-鹿児島城西のサッカーを楽しみましょう!-をチームのスローガンでやっています。具体的には、合理的なサッカーを常に考えて、パスをしっかりとつないで、攻撃に重きを置きながら、守備をしっかりと整え、そして一人一人がハードワークをしていく。そして楽しむ!そんなサッカーを目指しています。

――選手への指導で大切にしていることは何ですか?
 まずは学校生活をしっかりとすることが大切ですね。学校生活がだらしないと「応援してもらえる選手にはなれないので」。また「自ら考えて行動できる集団」になろうと。そのために選手・スタッフ感での報告・連絡・相談をしっかりとするようにしています。

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