――今回のメンバーはどのように選出し活動してきたのでしょうか?

 県内8地区に分かれた年間4試合のU-16研修会の中からピックアップされています。そこで選ばれた約40名でラージグループを作って月に1回集まってトーニングを行い、1種(大学生)とトレーニングマッチを行ってきました。

――高体連の選手だけではなく街クラブからも選ばれていますが。

 神奈川県には6つのJクラブチーム以外に12の街クラブがあって、ここでも素晴らしい選手がたくさん在籍しています。これからは2種の中でもクラブの選手たちの割合が増えてくると思いますので、J、高体連、街クラブと裾野を広げていければ強化にも普及にもなると思います

――裾野が広い分、招集が難しくなったりすることはないですか?

 「神奈川全体をファミリーとして単独チームだけでなく全体で選手を盛り上げて良い選手を輩出していきたいと考えています。招集する中でも例えば高体連では、公立、私学に関わらず、どの学校も神奈川のためにと快く派遣してくれています。今回インターハイに出場した桐光学園東海大相模さんなどもスタメンで出ていた選手でも『どんどん使って欲しい』とありがたいお言葉をいただいています。

(文・写真=西山和広)