京都橘の米澤一成監督
12月7日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 関西第18節がJ-GREEN堺で行われ、リーグ戦全日程が終了した。最終戦を11-0で勝利した京都橘は選手権に向けて順調な仕上がりを見せた。試合後、京都橘の米澤一成監督に今のチームについて話を聞いた。
――プリンスリーグが今日で全日程終了しました。選手たちはかなり強度が高く仕上がっている印象がありますがプリンスリーグで成長したところはどんなところですか?
リーグ戦でやらしてもらえる環境。相手を含めてですよね。強度を上げないと戦えない。後は選手層のところですよね。色んな選手が出てこないと18節も持たない。それがリーグ戦の良さですよね。その辺をリーグで年間通して鍛えてもらった。その中でカップ戦がインターハイ、選手権と入ってくるので、こちらは負けたら終わりっていうところで厳しさを鍛えてもらったと思います。
――インターハイと選手権は全国出場、プリンスリーグは2位と今年は結果がかなり出ていると思いますが、今年のチームの良さはどういったところですか?
層が厚くなったなと思います。怪我人が出てっていうのもあるんですが。今の代はボールを繋ぐのはうまかったんですけど、力強くなれたかなというのとプレースピードが上がったかなと思います。それは上げざるを得ないリーグだったっていうのもありますね。成長の過程はそんな感じです。
――インターハイの時と比べるとどの辺が成長したのでしょうか?
まず人がかわっています。逆に言うとかわることができる。レギュラー争いって意味では何人かは別としてだれが出るかわからない。みんな試合の前日までわからんちゃうかなと思います。そんなところがインターハイから成長してきたところかなと。インターハイまで作ってきたチームを一回壊したっていうわけじゃないですけど、そこから色んな意味でもう一回みんなでつくってきた感じですね。