開志国際の大久保悟監督

 世界を視野に入れた国際教育のもと、競技力、学力、人間力の育成を目指し2017年度にサッカー部を創設した開志国際高校。今回、創設当初よりチームを率いている大久保悟監督にお話を伺った。

――就任の経緯について聞かせてください。

 同校は2017年度にサッカー部を創設し、私の高校時代の恩師でもあります黒田和生氏とのご縁で監督に就任いたしました。

――大久保監督は海外でプレーをされていましたが。

 大学を卒業後、1年間JFLのチームでプレーした後、オーストラリアで2年間プレーしました。日本は島国ですので外国の方や異なる文化に触れるチャンスは多いとは言えません。
 そんな環境で育った私にとって、オーストラリアという多民族国家な地で過ごした期間は大変刺激的でした。特に大きく価値観を覆されたのは、コミュニケーションの部分。その時の経験から、若い子にも今のうちからそんな環境に触れたり意識を持って欲しいですし、日本だけでなく、海外でも活躍出来る人間を同校から輩出したいという思いに繋がっています。

――昨年はインターハイ予選、選手権予選共にベスト16で敗退。

 まだまだ個々の力では劣っていますが、人間力を大切にし「自分らしさ」を目指して挑みました。

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