開志国際

――開志国際の「自分らしさ」とは。

 私達が目指しているのは「Good Game」。一人ではサッカーは出来ません。チームメート、対戦チーム、審判、運営スタッフ、保護者、サポーター、ゲームに関わる全ての人をリスペクトする姿勢、また観ている人に感動を与えられるような試合、そういった意味で「自分らしさ」は随所に魅せられたと思いますし、後輩達にも、ここでチャンスがあるんじゃないかというものを感じてもらえたかなと思います。

――「Good Game」を追求し、その積み重ねの向こうには必ず結果が。

 リーグ戦においてはやはりN2で優勝です。同校は留学生が9人居ます。ブラジル人2名、オーストラリア人2名、台湾人5名と国際色豊かな部分が特徴です。今年は3学年で53名の部員を預かりますが、3つのチームに分けてリーグ戦に出場予定です。全選手に公式戦のチャンスがありますので、各々のカテゴリーで昇格を目指して欲しいと思います。新潟県は”TOP4"が抜きん出ている。トーナメントではその”TOP4"の牙城を崩したいですね。
 去年の我々のテーマは「新潟をあっと驚かす!」でした。今年も引き続き、新潟に新しい風を吹かせたいです。まだまだ実力は足りないと思います。しかし、そこだけではない部分、このチームで頑張りたいと思ってくれる選手達を上手く伸ばして、チーム力で乗り越えて、結果を出したいです。

――名前通り、国際色豊かな同校。

 「日本に居ながら世界を感じられる」環境がここにはあります。他の部活も含めて学校に留学生が多いので、365日異文化交流が出来る環境は他には少ないと思いますし、サッカーだけでなく、よりグローバルな目線を持って指導しています。サッカー部は、「サッカーを通して人生を逞しく生きるために必要な人間力を養い、真のスポーツマン・国際人として、社会に貢献出来る人材の育成」を目指しています。大好きなサッカーを通じて、一人ひとりが世界で活躍出来る人間になって欲しいと思います。

――「Good Game」のその先に、豊かな人生への扉が開かているだろう。開志国際から今後も目が離せない。

(取材=編集部)