ーーウルグアイ代表では爆発的な活躍をみせているし、ナポリにいた頃は、時には身の危険も感じるほどクレイジーなサポーターたちを熱狂させていたけど、今は違うポジションでプレーしていることで難しいと感じていますか?

正直、そんなことはないよ。ポジションのことは僕だけで決められることじゃない。サッカーを外から見ている人たち、知っている人たちが決めることさ。もちろん、僕はストライカーだから自分のポジションが恋しいさ。でも、僕はいつだって与えられたポジションに適応してきた。ウルグアイ人のようにね。ウルグアイ人というのは状況に適応しようとする国民だからね。いい波が来てチャンスがあれば、それに適応できるよう心がけている。

ナポリでは僕のキャリアの扉を開いてくれて可能性を引き出してくれたし、チームメイトやコーチングスタッフのおかげでブレイクすることができた。あそこで僕は世界に知られるようになった。テレビではいろいろ言われるし、いろんな意見があるだろうけど、僕はここで自分の持てる最高の力のすべてを出しているつもりだ。常にベストを尽くしているし、チームに適応するために、ここで求められるレベルで自分の役割を果たすべくベストの自分を見せる。それは簡単なことじゃない。 自分の本来のポジションでプレーしないのは誰にとっても難しいことだよ。でも、チームメイトや監督の信頼があればポジティブになれる。それがなくなった時は、サッカーの世界は変化が早いものだし、その時は決断しなきゃならない。

【次のページ】 日程がタイトなイングランドでは、いつもゴールが少ないチームやストライカーが不足しているチームでいつもカバーに選手の名前が挙がるけど、プレミアのクラブには興味はありますか?

【記事提供元】メディアコネクト
(取材=クリスティアンGマーティン(BEスポーツメディア)/ 文=池田鉄平 / 写真=コネクト株式会社提供))