FWエジンソン・カバーニ選手(写真=コネクト株式会社提供)

 2013年にナポリからパリサンジェルマンに移籍したカバーニは、加入初年度からゴールを量産してチームを牽引。16-17シーズンには35ゴール、17-18シーズンには28ゴールを奪い、2年連続でリーグ・アン得点王に輝いた。今夏でパリサンジェルマンとの契約満了を迎える為に、様々な移籍話が取りざたされているが、メディアコネクトにて、その胸中を語っていただいた。

ーーリーグ戦で獲得する勝ち点の多さや優勝がかなり早く決まることもあり、フランスリーグのレベルや重要性はやや低く評価されていると思うけど、どう思いますか?

今のコメントに関しては2つの重要なポイントがあるね。確かにPSGは大きな投資も優秀な選手の補強もしている。その結果、チームは成長しているし、素晴らしい選手たちが揃っている。レベルや経験ある選手という意味でね。だからこそ、リーグ戦や別の大会で難しい局面を迎えた時にも、そのおかげで試合を決定づけることができる。誰かが決められなくても別の選手が決めることができるからね。高いレベルの選手が揃っていれば、それが可能なんだ。

フランスリーグのレベルが低いのではと言われることについていうと、すごくフィジカルが強いサッカーリーグだ。ゆえに、すごく難しい。獲得した勝ち点からも、傍から見ると僕たちがそれを簡単にやっているように見えるかもしれないけれど、このチームは何年もずっと同じメンバーでやってきているということを忘れないでほしい。それに、去年はリーグ優勝するのにすごく苦労したし、その前の年だってそうだった。それはわかって欲しいね。選手たちについてもね。フランスリーグでプレーするチャンスがある選手たちはみんなそう感じているよ。それは各試合ですごいプレッシャーになる。

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【記事提供元】メディアコネクト
(取材=クリスティアンGマーティン(BEスポーツメディア)/ 文=池田鉄平 / 写真=コネクト株式会社提供))