また、2021シーズンの達成感、思っていたことはどれくらいできたかについて質問すると「まずは1年生の選手たちに真剣勝負の場を作るというか。関東一さんは選手権でも確か1年生でレギュラー(DF川口颯大)がいたと思うんですけれども、その選手も数試合このリーグに出場していて。わずかながらでも、このリーグでの経験が活きてくれればいいかなと。1年生の選手たちが、こういう真剣勝負の場を感じて、選手権など大きな大会力を発揮してくれたのであれば、それはとても良かったかなと思っています。」と語り、さらに「それとTokyo Unity LeagueはSDGs(=持続可能な開発目標)の達成にも取り組もうと考えていて、公式記録などはオンラインで確認できるようにしており、紙ではやらないという形でやっています。そういう環境問題に関しても取り組めたことは良かったかなと思っています。そういったコンセプトや取り組みも含めていくつかの企業にもスポンサードしてもらえたことも大きかったなと思っています。また、今後はこのTokyo Unity Leagueの試合をYouTube動画配信やグッズ販売などまで手がけていきたいと考えているんです。ゆくゆくはこのリーグの開幕戦を西が丘(味の素フィールド西が丘)や味の素スタジアムでやりたいなと。その他にも東京の企業とコラボをして色々な企画をやりたいと思っています。サッカーだけではなく、色々な経験を高校生にしてもらい、大きく成長してもらいたいと考えています。」と、将来的な展望も含めた話をしてくれた。

 なおTokyo Unity Leagueの公式HPはこちらとなっている。

 選手の育成やチームの成長のみならず、サッカーを通じて社会的貢献も担うリーグという部分においても共感が得られるのではないだろうか。2022シーズンもさらに注目したい。