――海外の選手と対戦してみて、通用した部分と足りない部分を感じましたか?

 課題はフィジカル面。海外の選手は大きいし速いので、それに対して自分は小さいながらにどう対応するかっていうのはもっと考えていかないといけないと思いました。逆に通用する部分は、日本人特有の細かいステップのドリブルやパスワークは全然通用すると感じました。

――カタールW杯で感じたことはありましたか?

 やっぱり海外とは違う日本の戦い方。個人では難しくてもチームで戦うことが大切なんだなと感じました。

――高校最後の1年への意気込みを教えてください。

 自分は1年生でプレミアを経験させてもらったし、プリンス関東もレベルは高いんですが、後輩にはプレミアを経験してほしいので、この一年はプレミア昇格の為に全力でやって卒団したいです。個人としてはトップに関わっていきたいので、そのためにも結果を残すことが大事になってきますし。どれだけ日々の練習から積み上げていけるかが勝負だと思っているので、一日一日を大切にしていきたいなと思っています。

 (文・写真=会田健司)