横浜FCユース MF永田滉太朗(写真=会田健司)
横浜FCユースのU-17日本代表MF永田滉太朗(ながた こうたろう/2年/川崎フロンターレU-12-横浜FC Jrユース)は、切れ味鋭いドリブルが武器のアタッカーだ。昨年は2種登録で天皇杯にも出場し、トップチーム昇格が期待される注目MFにインタビューを行った。
――これまでの経歴を教えてもらえますか?
小学生の低学年は横浜港北SC、高学年は川崎フロンターレに入りました。そこからフロンターレのジュニアユースに上がれなくて横浜FCジュニアユースに入って、そのままユースに上がりました。世代別代表はU-17日本代表で初めて選ばれました。
――自身の2022シーズンを振り返るとどうでしたか?
チームは残留ギリギリの戦いをずっとしていて、個人としては得点を狙っていたんですけど、点に絡むことが少なかったのでそれが悔しかったです。でも、代表に入ったり、トップで天皇杯にも出られたので、この高校2年の一年はサッカー人生の中で一番濃かったです。代表ではサイドバックをやったり、チームではウイングバックをやったり色々な経験をしたので、その状況においてプレーができるようになったことで成長できたと思います。
――代表ではクロアチア遠征に行ったと思いますが、海外の選手とやってみて感じたことはありますか?
自分は小さいのでフィジカルの部分を気にしていたんですが、小さいなりにフィジカルトレーニングもやってきたので、そこでは特に差は感じませんでした。足元は日本の選手の方が上手くて丁寧ですし、育成年代では日本は強いなと思います。ただ、海外の選手はここから伸びていくと聞いたので、自分も成長スピードを上げないといけないなと思います。