徳嶽裕太選手

―Fire Fox府中ではどうでしたか?
 Fire Fox府中には大学3、4年生の時の2年間在籍し、1年目は関東1部リーグで準優勝、地域チャンピョンズリーグでも、準優勝することができ、個人的にも新人賞をもらうことが出来ました。1年目にFリーグのチームからオファーを頂きましたが、大学在学中の為Fire Foxでプレーすることとし、4年生の時は、キャプテンを務めさせていただき、8年ぶりに関東1部リーグ優勝もできました。卒業後に、Fリーグでやることを決めていたので、就活はせず、府中アスレチックFCに入団することになりました。

―府中アスレチックFCに入団してからはどうでしたか?
 入団して、最初はもっとできると思っていましたが、ついていくのでやっとで、個人能力、戦術面において、なかなか通用しませんでした。スピード感などは慣れてくると通じる部分もありましたが、連携とかがなかなかうまくいかず、1年目はなかなか試合に出ることはできず、自分自身にストレスが溜まる日々を過ごしました。2年目は、練習でアピールもできていたと思うので、もっと出来るのにという思いが強かったですが、なかなか試合に出場することが出来ず、移籍という事を考えだしました。

ーそこからどうやって海外に行くことになりましたか?
 府中アスレチックFCに残らないと決めた時に、GMから「若いんだし海外に挑戦するのもいいんじゃない?」と話があり、その時の事を思い出して、海外でキャリアを積む事を本格的に考えました。色々な人に相談をして、タイでのプレーを決めました。自分自身は結果を出して見返したいという想いが大きかったので、海外に行った後に国内のチームからもオファーが来ましたが、タイで結果を出すという強い気持ちだったので、迷いはなかったです。

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