関大北陽MF田中悠矢(写真=会田健司)
関大北陽のMF田中悠矢(たなか ゆうや/2年/京都サンガF.C.U-15)は、50m5.9秒の俊足とキックの精度の高さが武器のアタッカー。今年はキャプテンになり、チームを引っ張ることも期待される注目MFにインタビューを行った。
――キャプテンになった経緯を教えてもらえますか?
僕らは大阪2部リーグだったので最終節が終わってその日に就任式がありました。事前にわかっていたんですが、その試合の後に直接引き継ぎました。立候補制で副キャプテンは5人立候補がいたんですが、キャプテンは僕しか立候補しなかったので、最終的にはスタッフで話し合いがあって僕に決まりました。
――京都サンガU-15ではどうでしたか?
サンガの時は周りについていくのに必死でした。キャプテンシーを持っている選手もいたので。
――ではキャプテンは今回が初めてですか?
初めてです。この北陽というチームは凄く歴史と伝統があって、僕は1年生の時からトップチームでやらせてもらっているんですが、北陽の歴史も全然知らなかったんですけど、ここ2代のキャプテンが引退して引き継いでいくのを間近で見てきて、僕もこのチームを率いたいと思うようになりました。
それと、前回の大平直哉キャプテンが選手権で桃山学院に負けた時に、僕らは泣き崩れていたんですが、一人だけしっかりチームに声をかけてスタンドに挨拶にいったり、やり遂げた姿を見て「僕には今この強さはないな」と思いました。直哉さんが一年間で変わったのも見てきたので、僕も弱い面を克服出来ると思って立候補しました。
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