U-15日本代表候補 FC多摩ジュニアユースFW吉田湊海(写真=会田健司)

 J-GREEN堺で行われたU-15日本代表候補のトレーニングキャンプ。2年後のU-17 FIFAワールドカップを目指し始動したチームは最終日に紅白戦を実施。その1試合目で2G1Aの活躍をみせたのがMF吉田湊海(よしだ みなと/FC多摩ジュニアユース)だ。普段はボランチながら、FWで出場すればストライカーとして貪欲にゴールを狙う。そんな二刀流として代表定着を狙う、注目プレイヤーのインタビュー。

――キャンプを終えてみてどうでしたか?

 今までチームの中では全然余裕で出来る感じがあったので、今回のキャンプに来て自分がまだまだだと感じました。フィジカルやスピードもそうなんですが、技術面で他の選手の方が高かったり、自分の技術の低さを実感しました。

――今日の紅白戦では点も取ってアピールできましたが?

 FWは点を取ることが一番だと思ったので、どんな形でもゴールを決めようと試合の前から思っていました。

――FWだけではなく、ボランチとしても出場しましたが?

 ボランチではロングボールで展開したり、前を向いてドリブルで前進するところ。守備の面ではフィジカル面で負けない自信があります。ボールを奪ってそのまま上がるプレーをチームではよくやっています。

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