元浦和レッズの水内猛氏
浦和レッズ応援番組「REDS TV GGR」やテレビタレントとしても活躍する傍ら、自身のYouTubeチャンネル「水内猛のオフサイドぎりぎり!」を開設し活動の幅を更に広げている水内猛氏。高校時代は神奈川の名門旭高校で活躍した水内猛氏に当時を振り返って頂いた。
――水内さんといえば、自身3年生で出場した第69回全国高校サッカー選手権大会の2回戦、清水東との試合で決めたヘディングシュートです。
自分で言うのもなんですけど、あれは凄かったですね(笑)。コーナーキックからのヘディングでした。僕たちの時は清水商業(現清水桜が丘)が強かった。名波浩、山田隆裕、大岩剛、薩川了洋、一個下には望月重良などがいて、まさにスーパースター軍団でした。静岡は清水商業と清水東、千葉は市立船橋、習志野、埼玉は武南、大宮東でしたね。
――凄い顔ぶれです。そんな中、2回戦の相手は清水東。
清水東が予選を勝ち抜いてきて、2回戦で当たりました。清水東には当時1年生ながらスーパー高校生と騒がれていた田嶋宏晃やキャプテンには現コンサドーレ代表取締役社長の野々村芳和がいましたが僕の得点で勝つことが出来ました。ハイライト番組のMCが元バレーボール選手の川合俊一さんで、のちにプロに入ってお会いした時も僕の事を覚えていてくれました。僕の叔父がミュンヘン夏季五輪バレーボールの金メダリストで、更に川合さんの選手時代の監督でもあったので、叔父譲りのジャンプ力と解説で言われていました。実は引退を早めに決めたのは川合さんの影響もありました。98年の日本代表に選ばれなかった事もありましたが、スポーツ界の人間だけどMCが出来たり、川合さんのようにマルチにやってみたいという想いもあり、早めに引退を決断しました。
ーー高校生時代の印象的なエピソードを教えてください。
選手権に出る為に旭高校に入ったので、兎に角その一心でしたね。1年生の時から、少しでしたが試合にも出させてもらっていました。旭高校の練習メニューで「プレッシャーシュート」というのがありました。ペナルティボックスの外8か所くらいから出てくる球に対し、シュートを決める練習です。おそらく、30球くらいでしょうか。それを全員が見ている中1人でやります。先輩たちがやるのを見ていたのですが、急に監督から「水内やってみろ」と言われて。
「サッカー版「徹子の部屋」を目指す水内猛氏のYouTubeチャンネルが絶賛公開中」