内心、「えーっ」と思ったのですが、この時の僕は神懸かっていて(笑)。来たボール殆どゴールに決められました。今でも当時の先輩方に、あの時は凄かったといわれるのですが、それで「凄い1年が入団してきた」という雰囲気になりました。ドリブルなどが上手いわけでもないので、あれ(プレッシャーシュート)があったからプロになれたのだと思います。当時はクサビのプレーなども分からず、小さい頃からキャプテン翼を見てサッカーをしてきたので、あまり自分にはトラップの概念が無かったです(笑)。高い球はヘディング、もっと高い球はオーバーヘッド、後はジャンピングボレーかランニングボレー、ほぼダイレクトで蹴っていましたが、それでゴールに入っていました。
1年生の水内少年に順風満帆の高校サッカーライフが待ち受けているかと思いきや、ここから紆余曲折を経験。続きは後編をお楽しみに。
(取材=編集部)
「サッカー版「徹子の部屋」を目指す水内猛氏のYouTubeチャンネルが絶賛公開中」