サッカーをやった事のない子供達にも駒場のスタジアムに来てもらい芝生で駆け回る体験をしてもらいたいという想いから、サッカー経験有無に関係なく地域の子供達全体からイベント参加者を募りました。この時は講師という立場だけではなく、イベントを作ることにも積極的に取り組み、その楽しさを感じました。後の仕事への取り組み方が変わっていったターニングポイントでもありました。
――自ら動いてイベントを作られたわけですね。
はい。自分で動いてイベントを作ることの楽しさを知れましたので、以降色々な方にご協力頂きイベントを作り上げてきました。トレーナーの木場克己さんやスポーツクラブのルネサンスにご協力頂き、低学年の子供達に向けた親子サッカー教室なども開催しました。住宅展示場の駐車場など限られたスペースで工夫してサッカー教室を開催したこともあります。
徐々にイベントのキャスティング等も頼まれるようになりました。同級生の岡野雅行とはサッカー・かけっこ教室を行い、僕がサッカーを教えて、なぜか日本代表の岡野がかけっこ教室を行ったりもしました(笑)。元サッカー選手がサッカーを教えるのは当たり前でみんなやっている。サッカーだけに捉われずその他のイベントなども取り組むことで、参加者をいかに楽しませるか、考え学ぶようになっていきました。
サッカーの枠に捉われず、様々な分野で活躍する水内猛氏から今後も目が離せない。次回、サッカー版 "徹子の部屋” を目指す水内猛氏のYouTubeチャンネル「水内猛のオフサイドぎりぎり!」の真髄に迫る。
(取材=編集部)
「サッカー版「徹子の部屋」を目指す水内猛氏のYouTubeチャンネルが絶賛公開中」