大阪産業大学 安里晃一監督(写真提供=大阪産業大学サッカー部)

 【第3回】関西学生リーグ2部で優勝を果たし、今期は1部に復帰を果たす大阪産業大。その大阪産業大OBでもあり、コーチとして戻ってきて、現在は監督を務める安里晃一監督。その安里監督に指導者になったきっかけや大学サッカーなどについてのお話を伺った。

ーー1部リーグでも指揮をとられた事はありますか?

 はい、1年だけあります。

ーー1部リーグと2部リーグの違いはどう感じますか?

 1部と2部リーグの違いはやっぱり選手層であったり、勝負所は全然違うなと思います。僕らも3年前に1部でやって2部に落ちてしまったんですが、前期は8位で折り返してそこそこ戦えていたんです。でもやっぱり一年間試合を積み重ねていくと、ケガ人が出て選手層の薄さが出てしまったり、ここぞの場面で決められるストライカーがいたり、要のボランチの選手、守備の要の選手の質は圧倒的に違うなと感じました。

 それと上位のチームに関してはJを目指している選手が多いと思うんです。僕らはまだまだそこまで達していないですし、4年間で社会に出る人間教育をした中で、Jリーガーもその社会に出る一つと就職先という感じなので。ただ、今回1部の舞台に戻って、見てもらえる環境が増えるので、選手もモチベーションは高いですし、濱田が大分さんに行った事によって「自分たちにもチャンスがある!」と感じていると思うので、今はモチベーション高くやってくれています。

ーー大阪産業大サッカー部の特徴や良いところを教えてもらえますか?

 僕ら指導者がみんな産大OBですし、産大の良さはオンとオフの切り替えが出来て、みんな明るく元気でアグレッシブで、欲を探しているような人間の集まりなので、僕自身も選手の性格をわかった上で選手を乗せる事、守備から攻撃的に、マイボールになったらゴールを常に目指す。僕が守備の人間ではないので、選手にも「産大のスタイルはどんどんゴールを取りに行け!」と言っているように、打ち合いを目指すようなチームなので常に前向きなチームだと思います。

 それと、うちはA.B.C全チームで週1回専門家の方にお願いして体幹トレーニングも行っています。ただ走るという練習はやらなくても、選手たちは走力含めフィジカルの面では凄く伸びていますし、効果が出ていると思います。

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