第43回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント対関西大学戦(写真提供＝福岡大学サッカー部）

ーー新チームでおもしろい選手などはいますでしょうか？

　インカレの法政大戦で決勝ゴールを決めたFW鶴野怜樹などは2023年シーズンのアビスパ福岡加入が内定していますし、新チームのキャプテンです。永井（謙佑）とは違う速さを持っていて、4、5メートルが抜群に速い。エリートリーグでも何度もPKを獲得するなど、ペナルティエリアの中では厄介な選手だと思います。

　新3年生で左SBの岡田大和もロングスローもあって強烈な左足を持っている選手です。U-20全日本選抜にも入っています。

　GK菅沼一晃もU-20全日本選抜に選ばれているいい選手ですし、MF北條真汰という選手もおもしろい選手です。この辺りはプロのスカウトも目を付けているんじゃないのかなと思います。

　新入部員では中山桂吾(高川学園)や風呂迫恵人(瀬戸内)、葭岡遥来(日章学園)、川副泰樹(大津)なども魅力のある選手です。

ーー福岡大学サッカー部のセールスポイントを教えていただけますでしょうか？

　高校までの経歴ですべてが決まるなんてことはまったくなく、技術も体も4年間でグンと成長するんです。「下手だけど速い」とか「遅いけどデカい」で充分です。その「速い」や「デカい」を4年間磨き上げると、もの凄いレベルまで到達するんです。福岡大学サッカー部にはそういう環境が整っていて、そんな人たちに門戸を開いています。志ある人は、ぜひ門を叩いてください。