中部大学サッカー部・堀尾郷介監督(写真提供=中部大学サッカー部)

――中部大学サッカー部の部員数やカテゴリー構成などはどういった形でしょうか?

 部員数はだいたい80人くらいですね。東海学生サッカーリーグ1部に所属しているAチームとIリーグに2チームほど出ています。

――中部大学が目指しているサッカーとはどういったものでしょうか?

 まずはボールを武器にして戦うということが大前提にあって、そのためにボールを扱う技術がないとダメで、ボールを武器にして敵を扱う。敵を扱うのもボールを扱うのも自分の頭と体を扱うのも、すべては技術だということを突き詰めてやっています。

――堀尾監督がスカウティングやセレクションの際に重視していることはどういったことでしょうか?

 まずいちばんは、話をした時に本気で上手くなりたいとか、サッカーを突き詰めて勝負したいというのが見えるかどうかですね。全員上手くなると思っていますし、全員可能性を持っているので。「やらされる」のではなくて「やりたい」という気持ちを強く持っているかどうかは重視します。

 あとは何かひとつでも特徴が見える、個性のある選手です。グランパス時代も含めて、強化担当部門にもいたのですが、毎シーズン、海外から国内の映像まで相当数の試合を見てきている中で、今まで見たことのないようなプレーが見たくて指導者をやっていると思っています。そういうプレーを見たくてグラウンドに立っているところもあると思うので、そんなプレーを見せてくれそうな雰囲気のある選手に来て欲しいなと思っています。

 次回#3では中部大学サッカー部のセールスポイントなどについて紹介する。