中央学院大GK阿部諒弥

 12月13日、中央学院大は11月29日に清水エスパルスの加入内定が発表されたGK阿部諒弥(帯広北出身)の入団内定記者会見を行った。

 阿部は安定したセービングと193cmの長身を活かしたハイボールの処理能力の高さが武器。1対1の対応力の高さなどにも優れるなど、将来を嘱望されるGKだ。

 会見の中で阿部は「プロになるという夢を持って中央学院大に入学した。その努力がまず形になってとても嬉しいです。ここがゴールではないので、いろいろなことを吸収して大きなプレーヤーになれるように頑張りたいと思っています」とコメント。

 帯広北時代は「北海道を制して全国大会に出る」ということを目標にしていたという阿部。プリンスリーグ北海道では横浜F・マリノス来季加入内定の村上悠緋(北海道大谷室蘭→関東学院大)や、サガン鳥栖来季加入内定の河波櫻士(札幌創成→関東学院大)らとしのぎを削った。​

 清水にはW杯でも日本代表のゴールマウスを守ったGK権田修一も所属。阿部は「ドイツやスペイン、コスタリカ、クロアチアといった強豪と渡り合い、ドイツとスペインには勝利。権田選手は複数失点を許すことなくゴールを守り抜いていたので、メンタリティの部分やJリーグとの違いなどを聞いたり、練習の中でどういった動きをしているか盗みたいと思っています」と話し、プロでのさらなる成長を誓った。​

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