第98回全国高校サッカー選手権東京予選2次トーナメントのAブロック準々決勝が10月26日に駒沢第二球技場で行われ、堀越が修徳との名門対決を制し準決勝進出を決めた。
「大体こういった試合(インターハイ予選では大成に延長戦の末敗戦)で負けていたが、失点せず焦れないで自分たちのチャンスを待つということが強かに出来るようになってきたのは少し成長した部分かなという気はしています」とラストワンプレーで西が丘行きを決めた佐藤監督はまずは安堵の表情を浮かべた。
ゲームの展開については「自分たちがボールを握って低い位置からサッカーしようというのはずっと継続出来たかなと思います。ただ最後の質の部分は課題。修徳さんもすごくキチッと守られていたので、そこを剥がし切れなかったし剥がす力がまだまだ足りない。選手のコンディション好不調もあったがゲーム運びとしては良かったですし最後ワンチャンスをモノにして次に勝ち進めた、やるべきことは出来たと思います」と話した。最後に「西が丘はとても久しぶりですので、楽しんで、今年選手たちがやってきたことをちゃんと出せるような、更に次につなげられるような準備を2週間したい。帝京さんはプリンスリーグ所属の素晴らしいチームなので、我々は胸を借りるつもりで一生懸命やらせて頂ければなと思います」と意気込んだ。
(取材・文=甲斐雅人)
▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
第98回全国高校サッカー選手権東京予選