MF坂本琉維キャプテン(左)
第98回全国高校サッカー選手権東京予選2次トーナメントのAブロックで古豪・堀越が西が丘進出を決め、全国まであと2つとなった。
準々決勝の修徳戦ではラストワンプレーで勝利した堀越。チームをけん引するMF坂本琉維キャプテンは「自分たちはもっとボールを動かしたかったが、修徳さんの前線からのプレスだったり自分たちの堅さだったりで自分たちのサッカーが出来なくて、試合の8〜9割は押し込まれていたイメージです。そういうなかでも試行錯誤やって、最後ああいう形でコーナーキックからゴール取れたのが決勝点につながって良かったです」とまずは試合を振り返った。
修徳のセットプレーにゴールを脅かされるシーンもあったが見事に無失点に抑え完封勝ち。坂本は「今シーズン、セットプレーからやられるといった部分が多く自分たちの弱点だと認識しています。まずそこを変えていこうということでGK榎本を中心に、しっかりと跳ね返す位置だったりストーンとニアのポジショニングだったりを詰めて練習してきたっていうのは、自分たちの弱みを消すためにやってきました」と胸を張った。最後に「帝京さんはプリンスリーグという高いレベルでやっていて、レベル・質ともに自分たちよりは高いと思うんですけど、自分たちのやってきたことはブラさずにしっかり選手が会話して、スタッフも含めてチーム一丸となってやってきたのでそういう部分は継続して帝京さんへ立ち向かいたいと思います。目標は東京制覇です」と締めくくった。決勝の舞台をかけた負けられない西が丘決戦は11月9日だ。
(取材・文・写真=甲斐雅人)
▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
第98回全国高校サッカー選手権東京予選