DF中西一樹主将(左)

 第98回全国高校サッカー選手権神奈川2次予選3回戦で三浦学苑厚木北に先制を許すも、DF中西一樹主将がゴールを決め前半のうちに同点に追いつくと後半終了間際にはMF一條幹太が逆転ゴールを決め勝負を決めた。チームを勝利に導いた2人に話を聞いた。

 主将のDF中西は「先制点を許してしまい、稜(17番GK河野稜)が結構責任を感じていたので、ここからだよっていう声掛けをしていました。前半のうちに追い付けて雰囲気も良かったので、その勢いで後半に臨めました。リーグ戦から勝っていない試合が多かったので、どんな状況でもポジティブに盛り上げることは意識していましたし、それが勝利につながったと思います」と試合を振り返った。自身が決めた同点ゴールについては「運よく自分の所に転がってきたので決めるだけでした」と謙虚に語った。次戦に向けては、「まず勝つことが大前提、そこを目指してまた一週間頑張りたいと思います。技術の面では今までのチームに比べて劣るが、その分気持ちの部分だったり闘う部分は強いものがあると思いますので、そこを今後も活かしたいです」と意気込んだ。

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▽第98回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第98回全国高校サッカー選手権神奈川予選