第98回全国高校サッカー選手権神奈川2次予選3回戦で日大藤沢が相洋に2-0で勝利し準々決勝進出を決めた。
佐藤輝勝監督は「負けられない思いがある分、非常に堅かった。予想通り空中戦が多かったが地上戦を得意としてきたチームなのでなかなか前半は我慢の時間が長かったんですけど、後半はやっとセカンドボールが拾えるようにもなって足元で剥がせるようにもなり良くなった。そういう流れのなかで、もっと攻撃的に行くかどうかというタイミングで右サイドの古谷から良いクロスでゴールが奪えた。右サイド、本当は岡田っていうレギュラーがいて、(リーグ戦の)桐光学園戦で岡田の負傷もあり古谷が途中で出て、岡田以上の活躍をしてくれた。頑張っている選手が、出れなくてもちゃんと3年間やってきた成果が素晴らしいクロスに繋がったと思うし、常にそういうパフォーマンスをしている選手を見逃さないようやってきたので自信を持って今日は古谷で行けたし、更に交代せずに最後までやり切れたっていうのは次に戻ってくるメンバーに対しても良い刺激になるのでは。平田もセンターフォワードとして非常に調子を上げてきている、輪太朗(鈴木 輪太朗 イブラヒーム)も非常に良いので入れたいんですけど、それ以上に平田が3年生として自覚を持って競争しながらやれている。そういうなかで平田も次に繋がる良いゴールになったんじゃないかなと思います」と試合を振り返った。チーム内の競争が益々激化している選手層の厚い日大藤沢は9日に橘と4強入りをかけて準々決勝を戦う。目指すは勿論、5年ぶりの全国だ。
▽第98回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第98回全国高校サッカー選手権神奈川予選