選手時代に全国選手権の舞台を踏んだ興國の内野智章監督

 11月2日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選の準々決勝が鶴見緑地球技場で行われ、MF田路耀介とDF高安孝幸のJ内定組を擁する興國が全国総体出場校の関大一を1-0で下し4強入りを決めた。

 毎年プロ選手を輩出している興國を率いる内野智章監督は試合後、「今年は凄いGKとCBが揃っているので、こういう展開でも勝ち切ることができる」と接戦をモノにし満足そうに話した。初の全国大会出場にまた一歩前進し、「基本的には選手権というのは、3年生が2年半やってきたことをお披露目する場やと思ってるんで。その中で前から来るとか、引いてくるとか、色んなサッカーをしてくる相手への対策は2年半で日々やってるんで。だからやってきたことを彼らが出して、相手の勝ちたい気持ちを上回れば全部勝てると。だから僕は監督として選手がその思いを成し遂げるために準備をしてやれることを全部するだけです」と意気込みを語った。

 10日にヤンマーフィールドで行われる準決勝で興國は近大附とのプリンスリーグ関西勢対決に臨む。

▽第98回全国高校サッカー選手権大阪予選
第98回全国高校サッカー選手権大阪予選