2019年度のプレミアリーグファイナルを制した青森山田(写真=矢島公彦)

 6月19日、日本サッカー協会(JFA)は高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2020の中止を発表した。

 本大会については、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕を延期し、協議を続けてきたが、全国をまたぐ移動による感染リスクを払拭できないことから、選手たちの安全を第一に考え中止が決まった。これに伴い、東西リーグの優勝チームが真の日本一を懸けて対戦する高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2020 ファイナルとプレミアリーグ昇格を決める高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2020 プレーオフの中止も決まった。

 また、JFAは中止に伴い、プレミアリーグの20チームが高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2020(各9地域開催、全88チーム)に加わる、2020年度限定の新たな合同リーグの創設準備を各地域において開始。新型コロナウイルスの感染拡大の第2波、第3波の影響や移動による感染リスクを考慮しながらも、プレミアリーグの中止によって選手のゲーム環境が失われることのないよう、地域内のプレミア・プリンス合同リーグとして新たな形でスタートする。なお、プレミアリーグ所属チームがない北海道・北信越・四国は、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2020を開催する。

 林義規JFA副会長および競技会委員長は「新型コロナウイルスの第2波、3波、それに伴う移動のリスク等、未だ予断を許さない状況です。ゲーム環境プロジェクト、2種大会部会、プレミアリーグ代表者会議を3月から複数回開催し、検討を重ねてきました。非常に難しい判断ではありましたが、このような形で苦渋の決断をせざるを得ませんでした。リーグ開催可否の判断が遅れると、新たな大会を作るという時間がなくなってしまうと考えたからです。このような状況下、地域の方々から「全国リーグができないなら地域単位で選手たちの試合環境を創り出してあげよう」と声をあげてきてくれました。選手の楽しみや成長を奪うことはできるだけ避けたいという我々の想いと、この難局を一緒に乗り切ろうという地域でサッカーを支えてくれている皆様の熱い想いが合致して、今回の新しい形でのリーグが開催される運びとなりました。今後も感染リスクがゼロになることは考えられませんが、安全面を第一優先としつつ、選手たちにサッカーをプレーできる環境を与えることができるように、引き続き努力していきたいと思います」とコメントしている。