東京実業イレブン(写真=矢島公彦)

 11月8日、第99回全国高校サッカー選手権東京2次予選Bブロック準決勝第2試合が西が丘で行われた。1次予選から勝ち上がり2次予選2回戦では名門・帝京を撃破した東京実業が古豪・堀越に挑んだが1-4で敗れ冬の全国への道が断たれた。

 決勝進出を逃した東京実業の片山智裕監督は「負けてしまったが最後に選手が1点取ってくれたという部分では、次に繋げられたかと思います。守備に幾つか選択肢を持って臨んでいたが、ラインが下がり過ぎていた。修正をする前に崩されてしまった。一回ボールを奪ってくれて下げれば、自分達でもボールが持てるとは思ったが、気持ちが前にいってしまった」と悔しさを滲ませた。

 また、「精神的な成長無しには選手は上手くならないと思うので、今後もそこは言っていきたい。個の能力で負けない、更に相手を見てプレー出来るようなチームを今後作っていきたい」と課題を口にした。

▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
第99回全国高校サッカー選手権東京予選