3月12日、日本サッカー協会(JFA)は4月8日にユアテックスタジアム仙台で開催する国際親善試合において、日本女子代表がパラグアイ女子代表と対戦することが決定した。

 高倉麻子監督はJFAの公式サイトを通じて「世界が困難に直面している状況の中で、来日を決めてくれたパラグアイ女子代表と、この試合を開催するためにご尽力下さったすべての方々に感謝しています。また、東日本大震災から10年という節目に仙台で試合をさせて頂けるということは、何か大きな意味があることのようにも感じます。日本が甚大な被害を受けたその年、なでしこジャパンがワールドカップトロフィーを手にした時、たくさんの方々から「感動した」「前を向く勇気をもらった」という言葉を頂きました。今度はそのバトンを受け取ったこのチームが、精一杯戦う姿で皆さまに勇気や元気を感じていただけるよう、与えてもらった貴重な時間を1分1秒も無駄にすることなくチャレンジしていきたいと思います」とコメントしている。