履正社をPK戦の末破り喜びを爆発させる桃山学院イレブン

　5月30日、令和3年度全国高校総体（インターハイ）大阪予選の6回戦の全試合が行われた。

　5回戦から中0日で行われた6回戦はほとんどの試合が接戦となった。波乱が起きたのは履正社vs桃山学院。桃山学院はプリンスリーグ関西で現在首位を走る履正社に対し先制を許すもMF石井陽大のスーパーミドルで1-1に追いつくと、延長戦を含め互角の戦いを演じPK戦を4-2で制しジャイキリを達成した。金光大阪vs賢明学院も2-2で決着が付かずにPK戦に突入。PK戦を5-4で制し辛くも金光大阪が勝利した。興國はMF永長鷹虎の2戦連発となるPK弾で関大一に1-0。阪南大高は延長戦の末、エースFW鈴木章斗のPK弾で大阪学院大高に1-0で勝利した。近大附vs大阪商大堺は延長戦の末2-1で近大附に軍配。東海大仰星は東大阪大柏原に終了間際に一点を返されるも2-1で逃げ切り。その他、大阪産大附は清風に2-1で、大阪桐蔭は大阪商大高に4-0でそれぞれ勝利した。

　なお、日程・会場は非公開となっている。同大会の優勝と準優勝校が福井県で開催される全国高校総合体育大会（インターハイ）への出場権を獲得する。また、4強進出校が近畿高校サッカー選手権大会に出場する資格を得る。(※3位決定戦は行わず、優勝校に準決勝で負けたチームを第3代表とする) 。