習志野・金子大助監督
インターハイで全国制覇1回、選手権で全国制覇2回など、輝かしい成績を誇る名門・習志野サッカー部。令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選の準々決勝でプレミア勢の一角、市立船橋を1-0で下し、2018年以来のインターハイ出場に一歩前進した。その試合後にチームを率いる金子大助監督に話をうかがった。
ーーまず今日の試合を振り返っていただけますでしょうか?
試合前からタフなゲームになるとは思っていましたので、それは覚悟をしていました。そも中で、選手たちには「相手のストロング(を考える)よりも、ウチのストロングでいこう」という話をしていました。
ウチのストロングというと長短を織り交ぜた ポゼッションであったり、ウチの良さで思い切ってやろうということを考えていました。
ーー前半を無失点で乗り越えたことも大きかったのではないでしょうか?
そうですね、前半を無失点で抑えられたのはすごく良かったと思います。ただ、セットプレーとかやられる場面もあったので、そこは少し修正して、後半の立ち上がりも前半同様に同じようにやっていこうという話はしました。
選手たちがうまくリラックスしながらプレーをしてくれて、そこがいい結果につながったのかなと思っています。
ーー守備の面ではとくに体を張ってプレーしていたように感じましたが、攻撃面についてはいかがだったでしょうか?
市立船橋さんはやっぱり強いですから、簡単にはできない部分もありますので。ウチの特徴であるポゼッション、距離感であったり、そいうところを意識して怖がらずにボールを繋いでいこう、時間を使うところは時間を使っていこうということでプレーさせました。
ーー当初のプラン通りに展開できた感じでしょうか?
正直なところ、ゲームプラン通りにはいかないと考えていました。ただ1点差ゲームにはなるかなと思っていました。相手は市立船橋さんなので、ウチとしてはワンチャンスを物にするしかないと。FW山本がそのワンチャンスを決めてくれて本当に良かったです。
ーー得点が後半38分だったですけれども、得点が入る前が延長、PK戦も視野に入れていた感じでしょうか?
延長になるともう1枚選手交代のカードが切れますので、そういうこともオーガナイズしながら考えていました。PKに関してはあまり考えていませんでした。
ーー厳しい戦いがまだ続きますが意気込みをお願いします
どこのチームが相手でも、ウチはチャレンジャーですので、一戦一戦ていねいに戦っていくだけなので、19日に向けていい準備をして勝って、決勝を迎えられたらなと思っています。本当に一戦一戦頑張るだけです。
▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選