市立船橋戦で決勝ゴールを決めた習志野FW山本龍之介

 インターハイ、選手権ともに全国制覇の実績を誇る名門・習志野サッカー部。そんな強豪チームにおいて、フィジカルやポストプレー、そして高さを武器にして活躍しているのが、2年生のFW山本龍之介だ。準々決勝の市立船橋戦で決勝ゴールを挙げたストライカーに、試合の振り返りや次戦に向けての意気込みなどを聞いた。

ーーまず今日の試合を振り返っていただけますでしょうか?

 相手が市立船橋ということもあって、難しい試合になることはわかっていました。チーム全体が粘り強く守備を頑張って、ワンチャンスをモノにできたという感じです。

ーー前半を無失点で乗り越えたことも大きかったでしょうか?

 何回かピンチはあったんですけれども、GKもしっかりとセーブしてくれたり、体を張って守ってくれたり、チーム全体がすごく集中していました。ゲーム展開からして、後半はチャンスがあると思っていました。

ーーハーフタイムで金子監督からはどういった指示があったのでしょうか?

 難しい試合になるという話はしていましたし、前半を0-0で折り返せたので悪くはない展開でした。後半は必ずチャンスがあるので「かましてやれ」という感じでした。

ーー延長戦突入も見え始めた後半の終盤に山本選手が得点を決めました。ゴールシーンを振り返っていただけますでしょうか?

 クロスが入ってくるなということはわかっていました。難しいクロスだったのですが、そこをうまく決められました。入った瞬間はチームが勝利に一歩近づいた感じがして、すごくうれしかったです。

ーー前の所属チームとポジションを教えていただけますでしょうか?

 チームはジェフユナイテッド市原・千葉U-15で、ポジションはFWか右SHでした。

ーー自分自身のストロングポイントはどういったところだと思いますか?

 フィジカルの強さと高さが自分の特徴です。その部分はもっともっと磨いていきたいと思っています。

ーー今年のチームの目標を教えていただけますでしょうか?

 これから厳しい戦いも続きますけれども、まずは千葉県を制して、全国大会に向けて一戦一戦大切に戦っていきたいと思っています。

ーー次戦に向けて意気込みをお願いします

 準決勝も確実に難しい試合になると思いますが、チーム全体でもう一度集中して、ワンプレーを大切にして、勝利に向けて頑張りたいと思います。

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選