清水桜が丘・片瀬晴城監督
全国の強豪40チームが出場した第9回和倉ユースサッカー大会で4強入りを果たした清水桜が丘。プリンスリーグ東海所属の清水桜が丘は予選グループを無敗で1位突破。決勝トーナメントではジェフユナイテッド千葉U-18と帝京長岡を破り準決勝で青森山田と対戦。強敵相手に善戦したものの0-2で敗れ、3位決定戦ではプレミアリーグ所属の大津と対戦し先制点を挙げるも1-2で惜しくも敗戦。その清水桜が丘を率いる片瀬晴城監督にお話を伺った。
ーー今大会を振り返っていただけますか?
僕らにすればいい経験をさせてもらいました。昨日青森山田さんとやらせてもらって、今日は大津さんとやらせてもらって。タイプが違って凄く、凄く勉強になりました。非常にきちっとした技術というか、止める蹴るが凄く上手くて、パススピードも速くて、自信を持ってボールを受けに来て。その辺が流石ワンランク上のチームだなと思いました。
ーー試合を見させて頂いて縦に早い攻撃が特徴的だなと思ったんですが、そこは日頃から意識してやっているところなんでしょうか?
そうですね、やっぱり時間をかける必要はないというところですね。ゴールがあってゴールを攻めてゴールを守る感覚でやっていますので、それに対してどういう方法を取るかというところですので、しっかり守ってしっかり攻めるという事が出来ればいいなと思っています。
ーー和倉ユースでかなりいい対戦が出来ましたね?
かなり、かなり良かったです。かなりありがたかったですし、かなり良い経験になったなと思います。
ーー手応えはいかがでしたか?
まあ、本当はここからなんですよ。だけどコロナの関係で、静岡に戻ったら対外試合が出来ないんです。僕らは公立高校ですので、公立高校は全てそうなっているので、それについては8月いっぱいは学校から出れないと。そういうのがあるので勿体ないんですけど、逆に考えればこれを経験できてよかったなと思います。
ーー試合が出来ない間もここで出た課題とかを突き詰めていくって事ですね?
本当にそうですね。こっちの焦りとしては私学と差がついてしまうっていうところがあるんですが、それはしょうがないのでこの経験を上手く残してやっていきたいなと思っています。
(文・写真=会田健司)
▽第9回和倉ユースサッカー大会
第9回和倉ユースサッカー大会