優勝候補の神村学園(写真=石黒登)

 令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の大会3日目は2回戦16試合が行われる。

 9時15分キックオフの試合は8試合。2大会連続3回目の出場となる東海大相模(神奈川1)は、初戦で西目(秋田)を下した飯塚(福岡)と激突。1回戦で中京大中京(愛知)に逆転勝ちした立正大淞南(島根)は徳島市立(徳島)と対戦する。6大会ぶり3回目出場の開志学園JSC(新潟)は阪南大高(大阪1)と、初戦を快勝した神村学園(鹿児島)は、地元の福井商(福井2)との顔合わせとなっている。

 初戦で尽誠学園(香川)とのPK戦を制した東海大山形(山形)は、こちらも帝京(東京2)とのPK戦に勝利した米子北(鳥取)と、鹿島学園(茨城)との打ち合いを制した日章学園(宮崎)は、超高校級DFチェイス・アンリを擁する尚志(福島)と対戦。初戦を完封勝ちした実践学園(東京1)は三重(三重)と、地元・丸岡(福井1)は、初戦を完封勝ちした瀬戸内(広島)と3回戦進出を争う。

 11時30分キックオフも8試合。1回戦で比叡山(滋賀)とのPK戦を制した岡山学芸館(岡山)は、初戦で大分(大分)に勝利した矢板中央(栃木)と、2大会ぶり6回目出場の札幌大谷(北海道2)は、1回戦で山辺(奈良)に勝利した星稜(石川)と対戦。2大会ぶり3回目の出場で、2018年度大会の4強超えを狙う東山(京都)は、初戦で専大北上(岩手)に7発大勝した前橋育英(群馬)と、優勝候補筆頭の呼び声高く、初戦で長崎総科大附(長崎)を下した青森山田(青森)は、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021 関西所属の初芝橋本(和歌山)と激突する。

 また2大会ぶり23回目の出場となる高川学園(山口)は、1回戦で仙台育英(宮城)との強豪対決を制した静岡学園(静岡)と、初戦で新田(愛媛)に勝利した旭川実(北海道1)は、4大会ぶり4回目の出場となる高岡第一(富山)と対戦。その他、初戦で帝京第三(山梨)を下した大阪桐蔭(大阪2)は、じつに53大会ぶりの出場となる関西学院(兵庫)との“関西勢対決”に、1回戦で佐賀東(佐賀)に大勝した流通経済大柏(千葉)は、初戦で東京都市大塩尻(長野)に勝利した大津(熊本)との“プレミア勢対決”に臨む。

【2回戦第1試合カード】
東海大相模 - 飯塚
立正大淞南 - 徳島市立
開志学園JSC - 阪南大高
神村学園 - 福井商
東海大山形 - 米子北
日章学園 - 尚志
実践学園 - 三重
丸岡 - 瀬戸内

【2回戦第2試合カード】
岡山学芸館 - 矢板中央
札幌大谷 - 星稜
東山 - 前橋育英
青森山田 - 初芝橋本
高川学園 - 静岡学園
大阪桐蔭 - 関西学院
流通経済大柏 - 大津
旭川実 - 高岡第一

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)