初Vを目指す米子北イレブン

 令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大会6日目は、準決勝の2試合が行われた。

 三国運動公園陸上競技場で行われた星稜(石川)対米子北(鳥取)の一戦は、前半8分にMF2渡部颯斗のゴール、前半10分にFW11片山颯人のゴールで米子北が2点を奪う。

 しかし後半に入ると星稜が猛反撃を見せる。後半25分にMF10岡田伯斗が追撃のゴールを奪うと、後半アディショナルタイムにMF6前出悠杜がゴールを決め、試合終了間際に同点に追い付く。すると星稜はPK戦を想定し、GKを山内友登から加藤夕暉へと交代。しかし米子北は、その直後に途中交代で入ったMF4牧野零央が決勝点となる3点目を決める。そして試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ米子北が3-2で勝利し、2009年度大会以来の決勝進出を決めた。

 なお初Vを目指す米子北の決勝戦の相手は、静岡学園(静岡)を4-0で下した青森山田(青森)に決定。試合は22日、テクノポート福井総合公園スタジアムにて10時30分キックオフで行われる。

【準決勝試合結果】
星稜 2-3 米子北
青森山田 4-0 静岡学園

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)