専大松戸FW寺島サフィール

 10月30日、第100回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント準々決勝、敬愛学園市立船橋の一戦が行われた。試合は専大松戸が先制、中押し、ダメ押しと効率良く得点し、3-1で敬愛学園を下した。

 準決勝進出を決めた専大松戸のFW11寺島サフィール(3年)はゲーム後、「守備陣が前半から抑えてくれていたので、安心して攻めることができた」と話し、2点目を奪うなど攻守にハードワークした自分自身のパフォーマンスについては「前半はあまりシュートを打つことができなかったけど、後半はゴールに近い位置でプレーすることができたので、そこは良かったと思う」と語った。

 自らのゴールシーンは「MF7角川佑輝(3年)からパスが来て、DFを見て落ち着いて切り返した。左足はあまり自信がないが、よく入ってくれたと思う。ただその後に両足つってしまった。本当はスタンドとか行きたかったけれど、動けなくて。みんなが上から重なってきてくれたのは嬉しかった」と振り返った。

 奮闘した守備に関しても「敬愛学園がつないでくるチームなので、試合前からスライドと、前からのプレスを重点的にやろうと思っていた。ただ走り過ぎて足がつっちゃってしまった」と、かなり意識していたという。

 この日のゴールで決勝トーナメントは3試合連続得点。そのことに触れられると「今のチームは中盤に上手い選手が多く、いいパスをもらえることが大きい。点を取るのが自分の役割だと思っているので、次の試合も決めたいと思う」と4試合連続のゴールにも意欲を見せる。

 選手権について聞くと「専大松戸は全国に出たことがないので、強豪校を倒して全国大会に出たいです」と闘志を燃やした。

▽第100回全国高校サッカー選手権千葉予選
第100回全国高校サッカー選手権千葉予選