清水桜が丘・片瀬晴城監督
10月31日、第100回全国高校サッカー選手権静岡予選の決勝トーナメント1回戦、東海大翔洋対清水桜が丘の一戦が行われた。試合は開始早々に清水桜が丘が先制。後半に2点目を追加すると、東海大翔洋の反撃を振り切り、2-1で清水桜が丘が勝利した。
準々決勝進出を決めた清水桜が丘・片瀬晴城監督はゲーム後、「珍しく立ち上がりが良かったので、このまま行くかなと思ったんですけど、そんなに甘くはなかった。入りは良かったんですけど、ちょっと早くに点を取り過ぎてしまって。初戦だしそこから後の時間がなかなかキチッとできなかった」とコメント。
選手の動きに関しても「良くなかった。立ち上がりだけで、途中から凄く悪くなったかなという感じはします」と硬さを感じていた様子で、ハーフタイムには「ここからは我慢比べだ」という指示を出したという。
後半の激しい攻防については「こちらが点を取ってもおかしくなかったし、失点してもおかしくなかった場面がいくつもあった」と振り返えり、我慢比べを制した意味を問われると「次にもう一度試合ができるということかな。トーナメントは勝てばまた試合ができる。強いていえば、それが勝つことの意味かなと捉えている」と答えた。
次の戦いについて向けられると「勝ち進めば一週間に3試合なのでコンディション調整が大事だと感じている。準々決勝までの2日間で体のケアと、言葉で整理をし直そうと思う」と話し、「選手たちにいつも言っているのは“しっかりやろう”ということ。ゲームというのは勝ちもあれば負けもある。しっかりやった上でダメならダメでいいじゃないかと」と続け、普段通りの戦いを貫く姿勢を示した。
▽第100回全国高校サッカー選手権静岡予選
第100回全国高校サッカー選手権静岡予選