都立三鷹中等教育学校・佐々木雅規監督

 12月19日、令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区準々決勝、都立三鷹中等教育学校工学院大附の一戦が行われた。試合は都立三鷹中等教育学校が序盤から主導権を握り、前半16分にMF6星拓希のゴールで先制。その後も得点を重ね4-1で工学院大附を下した。

 都立三鷹中等教育学校の佐々木雅規監督はゲーム後、「相手のストロングポイントは、ロングボールを2トップにあててセカンドを拾って、そこからまた展開という話をしていました。ですのでセカンドを頑張って負けないようにと考えていました」と話し、「いい時間帯で先制することができて、その後の追加点、中押しと点が取れたのは良かったんですけれど、後半はゼロだったので…。ちょっとそこは反省点かなと思います」と続けた。

 サイドから崩して点に結びつけていた点については「MF9松永海斗、MF8池田蓮のところで勝負という形はつねにやってきているところなので」とコメント。

 この日のゲームでしっかり仕事してくれた選手を聞くと「SBの山内遥太がケガで2週間ほど試合に出られなかったんですけど、万全ではない中、抑えるところをしっかり抑えてくれた。前はMF6星(拓希)やMF11酒井(智哉)は後半ちょっとバテましたけど、よくやってくれたかなと。まあウチのチームは全員でやっていくチームなので」と選手を称えた。

 新チームについては「スタイル的には攻撃で相手を封じ込めようと。両サイドにもおもしろい選手がいるので、その子たちを中心に攻撃する形を考えている」と語った。

 次戦に向けては「まず今年最後の公式戦を勝って新年につなげようという思いだった。それと代表決定戦では今までPKだったり勝ちきれないゲームが多かったので、次戦はしっかり勝って代表権を得られるように練習しようと思います」と意気込みを語った。

▽令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区
令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区