都立三鷹中等教育学校MF星拓希
12月19日、令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区準々決勝、都立三鷹中等教育学校対工学院大附の一戦が行われた。試合は都立三鷹中等教育学校が序盤から主導権を握り、前半16分に先制。その後も25分、35分、アディショナルタイムにも得点を重ね前半だけで4得点。後半に1点を失ったものの4-1で工学院大附を下し、準決勝に進出した。
都立三鷹中等教育学校の佐々木雅規監督はゲーム後、「相手のストロングポイントは、ロングボールを2トップにあててセカンドを拾って、そこからまた展開という話をしていました。ですのでセカンドを頑張って負けないようにと考えていました」と話し、「いい時間帯で先制することができて、その後の追加点、中押しと点が取れたのは良かったんですけれど、後半はゼロだったので…。ちょっとそこは反省点かなと思います」と続けた。
この試合で先制ゴールを決めた都立三鷹中等教育学校MF星拓希はゲーム後、「前半で4点取れたので、自分たちのいつも通りの攻撃ができた。その後も思っていたよりもラクに試合が進められた」と話しつつも「ただ後半の最後のところで失点してしまったのは自分たちの課題。冬休みの期間でしっかり修正したい」と反省点も口にした。
自身のゴールについては「右サイドのMF9松永海斗がいつもあそこはエグってくれるので、クロスが上がるというのはわかっていた。MF8池田蓮と自分で2枚入って、こぼれてきたのが自分のところだったのでラッキーだった。あの形で自分たちは点を取ることが多いので」と普段通りのプレーには納得の模様。
新チームの特徴について問うと「攻撃です。複数得点を記録する試合も多い。ここまではいい流れで来ることができている。それをこれからもしっかり続けていきたい」とコメントし、キャプテンとしては「個性の強い選手が多いので、その個性を活かしつつ、チームをまとめていきたい」と続けた。
次戦についての意気込みを聞くと「結果が出ることを信じて、自分たちのサッカーをするというところは変えずに。必要以上に気負わないようにしっかり戦いたい」と冷静に語った。
▽令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区
令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区