静岡学園と関東一、桐光学園と高川学園が激突！

　第100回全国高校サッカー選手権の準々決勝が1月4日に首都圏内の各会場で行われる。

　14時10分にキックオフされる第2試合では、3回戦で宮崎日大(宮崎)を8-0で破ってきた静岡学園(静岡)と、矢板中央(栃木)との3回戦に3-2で競り勝ち、同校初の準々決勝進出を決めた関東一(東京)と戦う。

　静岡学園は4人のJクラブ内定者を擁する。10番ドリブラー古川陽介(ジュビロ磐田内定)、ゲームメイカー玄理吾(徳島ヴォルティス内定)、サイドアタッカー川谷凪(清水エスパルス内定)らが織りなすリズミカルな攻撃、そして伊東進之輔(ギラヴァンツ北九州内定)を軸とした堅守は注目だ。ただし、関東一も10番の肥田野蓮治や本間凜などを中心とした流動的な攻撃が光る。

　一方の試合では、3回戦で帝京長岡を下してきた桐光学園(神奈川)と、アイデア溢れる円陣FK「トルメンタ」が話題の高川学園(山口)が激突する。

　2回戦、3回戦と先制されながらも粘り強く追いつき、PK戦で勝ち上がってきた桐光学園は、その勝負強さが最大の武器だ。かたや高川学園は、FKに代表されるような創造性に注目したい。

【準々決勝第2試合】
静岡学園-関東一
桐光学園-高川学園