青森山田の黒田剛監督
1月2日、第100回全国高校サッカー選手権の3回戦が行われ、駒沢陸上競技場での1試合目では、25年連続27回目出場の青森山田(青森)が6年ぶり2回目出場の阪南大高(大阪)と対戦。青森山田は3-1で阪南大高を下し4年連続で8強入りを決めた。
青森山田の黒田剛監督はゲーム後、「鬼門と呼ばれる3回戦であったし、そこを切り抜ける苦労を知っているので、そう簡単にはいかないと。"相当タフなゲームになる"というのは選手にも言っていました。阪南大高の攻撃力はかなり定評があったし、やってみるとドンドン背後を突くサッカーで我々のダメージが効いてきたところがあった中でいい形のいいクロスから松木が飛び込んでくれて得点を奪えた。悪い流れもあった中で切り抜けてきっちり1-0で前半を終われた事が良かったと思います」
「後半は立ち上がりに、CKから2点目が取れたので、いくらか選手たちが精神的に楽にプレーできるようになったのではないかなと思います。(阪南大高は)前に速いサッカーで中々プレミアでは経験できないようなサッカースタイルでしたが、我々のテーマ『どんな相手でも何でもできるサッカー、どんなサッカーにも対応できる』というのを一年間通してやってきましたので、そこは選手たちも柔軟に対応してくれました」
「ひとつロングスローから失点があったので、その辺も含めて明後日の準々決勝にしっかりと修正をして臨んでいきたいと思います。今日は勝ったという事で選手を評価したいなと思います」と試合を振り返り、次戦に向けてコメントした。
▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権