準決勝に勝ち上がった関東一だったが、出場辞退となった

 1月8日の12時05分にキックオフ予定だった第100回全国高校サッカー選手権の準決勝第1試合にて、大津(熊本)と対戦予定だった関東一(東京)が、試合を前にした検査の結果、選手2名の新型コロナウイルスの陽性反応が認められた。

 これにより、大会感染対策ガイドラインの内規に則り、正規登録チーム(選手30名及びチーム役員)に代わり予備登録チーム(選手14名及び正規登録チーム以外のチーム役員)での出場について、関東一およびサッカー部の関係者で検討した結果、関東一は準決勝の出場を辞退することになった。

 関東一は、中津東(大分)との開幕戦を6-0で制して以降、快進撃を続け、準決勝へと進出していた。2回戦ではU-22日本代表DFチェイス・アンリ擁する尚志(福島)をPK戦の末に下し、3回戦では昨年度ベスト4の矢板中央(栃木)に3-2で競り勝った。また準々決勝では静岡学園(静岡)に終了間際の同点弾で追いつくと、PK戦の末に破った。

 関東一の出場辞退により、大津が決勝進出することが決まった。またその他の3チームは全員の陰性が確認されている。

▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権