この日2ゴールを奪ったU-17日本高校選抜MF高橋隆大

 静岡県内でトレーニングキャンプ中のU-17日本高校選抜は19日に拓殖大とのトレーニングマッチ(40分×3本)を行った。

 1本目はフィジカルの強い大学生を相手にU-17日本高校選抜が健闘。拓殖大に先制点を許すも、髙橋隆大(静岡学園)がゴールを奪い同点に追い付く。その後もU-17日本高校選抜は好機を演出すると、FW小林俊瑛(大津)がゴールを決め、勝ち越しに成功する。

 勝ち越された拓殖大も反撃。リスタートからヘディングシュートを決め2-2の同点とする。しかしU-17日本高校選抜は一歩も引かず、またしてもMF高橋が決め3-2と1点をリードし1本目を終える。

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 2本目は18日の駒澤大戦で2ゴールを挙げた名願斗哉(履正社)らが入るも、U-17日本高校選抜はなかなか得点を奪えずにゲームが進む。すると終盤にD新谷陸斗(東山)がケガのため試合が中断するアクシデントが発生。その直後、流れが切れたことが影響したのか、U-17日本高校選抜は拓殖大にゴールを決められ3-3とされると、その後も1点を失い3-4とリードを許し2本目を終える。

 3本目は立ち上がりから田原瑠衣(大津)が惜しいシュートを放ち、U-17日本高校選抜は再び流れを掴んだかに見えたが、テクニックを武器に攻める拓殖大の前に失点。その後MF田原のゴールで1点を返し4-5とするものの、拓殖大にさらに1点を追加され、結局4-6で敗れた。キャンプ最終日の20日は桐蔭横浜大とのトレーニングマッチが予定されている。