U-17日本高校選抜MF徳永涼

 静岡県内でトレーニングキャンプを実施していたU-17日本高校選抜は、拓殖大とのトレーニングマッチ(40分×3本)を行った。

 このゲームで随所に光るプレーを見せたU-17日本高校選抜のMF徳永涼(前橋育英)は試合後、「コロナ禍でなかなかサッカーができない時期があった中、こういったレベルの高い相手、強度の高いチームメイトと一緒にサッカーができるのがとても楽しい。その中で、距離感だったり自分はすごく楽しんでいる」とコメント。

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 今回のトレーニングキャンプについての思いを聞くと「相手は大学生で自分たちより圧倒的にフィジカルが強い中で、いつも通りのプレースピードだったり、戦い方だったらフィジカルで押されてしまう部分を、1センチとか1メートルとかポジションをずらして受けないようにしたり、予測の面だったりなるべく体が当たらないようにだったりという部分で上回っていきたい。そういう部分を意識している」と答えた。

 前橋育英として初めてプレミアリーグを戦うシーズンに向けては「自分たちのサッカーをするということと、個人的にはレベルが高くなっていく中で、相手の良さを潰すという部分にフォーカスしたいと思っている。それがチームの勝ちにつながることもあるだろうし、チームの勝ちということにこだわりたい。シーズンを通していい雰囲気で練習や試合をやっていきたい」と話した。

 U-18日本高校選抜にチームメイトの根津元輝が選出、今回のトレーニングキャンプにもチームメイトの小池直矢が選ばれるなど、前評判の高い前橋育英。今シーズンの目標について質問すると「3冠を狙っている。切り替えの強度など去年のチームの良いところなどは、根津や自分を含めて(知っているので)今年のチームに還元しつつ、新しいチームの良さ、新しい色を見つけながらシーズンを通して戦っていきたい」と力強く語った。